※2022年時点でのインタビュー記事となります

経歴

私は20年近くリクルートメントコンサルティング(人材紹介コンサルティング)に携わっており、その全ては日本での経験です。クライアント側、候補者側ともに、銀行業界の優秀な人々から学び、キャリアや採用のニーズについてアドバイスする機会に恵まれました。私の仕事にはさまざまな側面があり、交渉者、情報トレーダー、そして人生のアドバイスをする哲学的な友人としての顔があります。

ビジネスマネージャー、リーダーとして、ビジネス戦略やその実行管理に費やす時間がますます増えています。人材マネジメントは今や私の主要な役割の1つです。次世代のプロフェッショナル達が彼ら自身の潜在能力に到達し、それを超えることができるよう手助けをすることが私の最大の貢献だと考えています。

私の仕事のダイナミックな性質により、私自身のプロフェッショナルとしてのキャリアジャーニーが常に進化し続けていることに感謝しています。

SHAHANIの始まりとそのきっかけは?

20代前半から後半にかけて、私は専門分野に特化した人材派遣会社とグローバルな大手人材紹介会社で働いてきました。この業界の取引主義的な性質に嫌気がさし、意味のないKPIに疑問を持ち、違うことを試すためにこの業界を辞めました。その後、日本の大手企業の人材開発チームに転職しました。

そんな時、以前お世話になった銀行のクライアントが私を探し出し、自社の採用を手伝ってくれないかと依頼してくれました。当時28歳の私は、借金もなく、人生の大きな責任も負っていなかったので、量よりも質に重点を置く「私流」のビジネスを試すためにこのチャンスに飛び込みました。

今日、SHAHANIがあるのは、私たちの17年間の歩みの結果です。17年前と今、大きく違うのは、多様な才能を持ったチームと若いリーダーたちによって、会社が新たな高みに到達していることです! 

SHAHANIをどこに導いていきたいのか、その理由は?

私たちのソリューションはあらゆる産業で有効で、かつ需要がありますが、特にサービス部門では常に知識労働者が不足しており、需要が高いです。SHAHANIは複数のセクターにまたがる専門チームがあり、ビジネスに不可欠な役割を担う人材を発掘していると私は考えています。金融サービス、コンサルティング、広告、製薬の各業界では、既にその存在感を示しています。現在、IT、法務、人材派遣の分野で、デリバリー力を高めています。

同時に、私個人にとってより重要なことは、SHAHANIで世界レベル(最高)の文化を構築することです。人々が自由にアイデアを出し、プロジェクトでオーナーシップを発揮し、挑戦し、失敗し、そして強くなって戻ってくる、最高のバージョンの自分に更新していく場所です。2018年にこの目標を掲げて旅を始めた私たちは、困難な最初の時期を経て、嬉しいことにすべてのメンバーの成長を目の当たりにしています。この実体験を信じて、今後も全力を尽くしていくつもりです。

5つのバリューのうち、最も心に響くのはどれで、なぜですか?

“Putting People First”です!他のすべての価値観を実践でまとめていると思います。

リクルーターとしてのキャリアを目指している人達に、アドバイスをお願いします。

人材紹介はとても難しいですが、非常にやりがいのある仕事です。うまくいけば、あなたは自分の船の船長になり、いろいろな意味で自分の運命を決めることができます。人材紹介に挑戦する前に、人材紹介以外での人生経験を積むことをお勧めします。就職先を決める前に、必ず多くの会社の面接を受けることです。面接で見るべきことは

    • 会社は掲げていることを実践しているか(会社のバリュー)
    • トップビラーだけでなく、その会社の平均や下位の人々が、どれだけ会社に利益をもたらしているのか
    • 新入社員の研修計画はどうなっているのか、また、研修を無事に終えたとき、会社はあなたの成功をどの程度確信しているのか
    • あなたが貢献できることは何か?何を期待されているのか、それは自分の強みややりたいことに沿っているのか。
    • あなたの上司・経営者は誰か、その人の下で働きたいか。

まだまだありますが、今思い当たるのはこのくらいです。

仕事以外での楽しみは?

オーディオブック、読書、家族や友人との時間、旅行、スポーツの観戦やプレー。やりたいことはたくさんありますね。

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